A様邸の「シングルレバーTKJ30Xの自在パイプ修理」

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A様邸の「シングルレバーTKJ30Xの自在パイプ修理」部品画像からの続きになります。

今日は1月の半ばに頼まれていたシングルレバーの修理をします。

給水、給湯の取付脚部の止水栓を-ドライバーで右に回して水道を止め、レバーハンドルを動かし水が出ないことを確認します。2012.2.4

 

今回は取付脚部のパッキンも同時に交換します。

そのため本体を取付脚部から外して部品取替えすることにします。

 

取付脚部のパッキン交換方法はパッケージ裏面に説明書が記されています。

TOTO THY91734パッケージからの引用

 

給水、給湯の袋ナットをゆるめ蛇口本体を取り外します。

 

ブッシュを本体側に押し付けたまま自在パイプを引き抜きます。

部品の取替えをスムーズに行うには本体を取付脚部から外して自在パイプ取付口を上に向けた状態で作業を行うことが一番いいと思います。

蛇口が壁に取り付いたままでの作業は下から見上げることになり面倒です。

 

自在パイプを抜いた後ブッシュ(灰色)を引き抜きます。

次に見えるのがリング(白色)です。

リングの離れた箇所にリングの穴(2か所)にスナップリングプライヤーを差し込んで隙間を縮めて取り外しします。

 

スナップリングプライヤー

 

この作業にはスナップリングプライヤーが必要ですがあいにくこの道具は所有していません。他の道具で代用できます。リングの小さな穴2箇所に先の尖ったものを差込、リングの隙間を縮めたまま引っ張り出すことで簡単に外す事ができます。

この後、止め輪(ステンレス)を外すとまたリング(白色)があります。取り外し方は前のリングと同じです。後、Yパッキン(黒色)、ブッシュ(白色)と続きます。リング以外は入れてあるだけなので簡単に外すことが出来ます。

部品の挿入順と向きは下を参照してしてください。

取り外ししたついでにステンレス磨きで本体も磨いて取付をし修理完了です。

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